【101】日本一滑走路から近い観覧車はここだ「アドベンチャーワールド」(和歌山県)

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和歌山県・南紀白浜から、あけましておめでとうございます!

ご覧ください!この真っ白な砂浜を!!

ここは南紀白浜の名前の由来となった名所「 白良浜(しらはま) 」でございます。

砂を実際に手で掬ってみると真っ白、というより淡く黄色がかっているのが特徴ですが、石英の含有量90%以上という白砂が湾曲してつづく眺めは見事というほかありません。

めちゃくちゃ遠くに来たような解放感を味わいまして、ついつい朝日煌めく砂浜を走ってしまいました。青春だなって感じです。ぼっちだけれど。

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2キロほど移動するこちらの「 三段壁(さんだんべき) 」も名所です。

海の底が隆起した段丘で、太平洋の荒波に削られたダイナミックな姿はお見事。なんでも恋人の聖地とやらに指定されているようですが、1人で来ようが、誰と来ようが、その見事な迫力を前にしては誰しも言葉を失います。

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そして独特な形の「 円月島(えんげつとう) 」も。

中央にぽっかり開いた空洞が印象的ですが、春分・秋分の時期だけは空洞の中に太陽が沈む姿を眺められるそう。ぼっちでも否応なくロマンティックな気分にさせてくれますね。

白良浜とともに”日本の夕陽100選”なるものに指定されているのですが・・・そうそう。100という数字で思い出しました。ぼっちで観覧車100ヶ所挑戦していたころが懐かしいですな。

コスモクロックで念願の100ヶ所達成した後、あれだけ追い求めていた反動でしょう。この9か月間、私の心は円月島のようにぽっかり空いた気分でした。

誰かが夕陽で埋めてくれるようなことは無く、食っちゃ寝ばかりしていたもんだから私の腹が三段壁になりかねない勢いで。あぶないあぶない。たまには旅行でもしてみるか。

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2020年。そうして新年早々、ここ南紀白浜へとやってきたのです。

「 いやはや、ひとり旅っていいもんですなあ。 」

まだ訪れていないこの国の観光名所はいっぱいあります。観覧車巡りで日本全国旅した気持ちでいたけれど、どうしても観覧車を優先する都合上、スルーせざるを得なかったメジャー級な観光地もありましてね。全国制覇はどだい無理な話だし、観覧車のことは考えず、行きたいところをのんびりゆったり。たまには温泉でも浸かって自由気ままに旅していきたいものですよ。

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そんなことを思いつつ白良浜からバスで15分程度。南紀白浜空港へとやってきました。

ここは和歌山県唯一の空港でありながら、定期便は羽田とを結ぶ3往復だけ。搭乗ゲートも1つの、とっても小ぢんまりした空港です。

ちょっと遅延していますが、午前の第一便が羽田へ向け飛び立つみたい。屋上の展望デッキへ登ってみましょう。

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展望デッキも同様に小ぢんまりしていますが、今日は1月3日。

正月をこちらで過ごした人たちが帰京するタイミングのようで、おじいちゃんおばあちゃんが孫たちの乗る飛行機を見送る。なんて光景がそこかしこで展開されていました。

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くどいようだけれど私はぼっち。見送る相手がいない代わり、これから飛び立つJAL機を連写してみます。

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エンジン音をあげて、

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速度もどんどんあげて、

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ターミナルと並行に走る滑走路を、

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どんどん、どんどん、、、

え!?なにあれ!?

飛行機は東京へ向け順調にテイクオフしてゆきましたが、私の目は衝撃的な光景にくぎ付けです。

あれ、、、観覧車じゃね?????

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そうだ、忘れてた。

白浜の観光名所で、超絶メジャーなとこ忘れてた。

あれ、アドベンチャーワールドだわ・・・。

【101】「アドベンチャーワールド・オーシャンビューホイール」(和歌山県白浜町)

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見つけた以上、スルー出来るわけありませんよね。

やってきたアドベンチャーワールドは、この豪華なエントランスからして、そんじょそこらの動物園とは規模が違うようで。

大人4,500円(※)という入園料に度肝を抜かされつつ、まずは観覧車から観察してみましょう。( ※2020年3月1日からは大人4,800円 )

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海を望むことができるのですかね。オーシャンビューホイールと名付けられたこちらは、2014年3月完成の高さ59.601メートルの観覧車です。サノヤスライド製。

前身の南紀白浜ワールドサファリ時代から数えると3代目の観覧車は、白さが真新しく気持ちよく空に映えています。

では、ゴンドラはどんな感じでしょう。

日本にはパンダのイラストが描かれたゴンドラが数多くあると、なんかの本に書いてあったし、ここはパンダが有名なアドベンチャーワールドですから。とびっきり可愛いパンダがデザインされてるのかなーって期待してみたら・・・

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あっ!超シンプル!

ホイール部分と統一した「 白 」と「 赤 」の2色に抑えたカラーリングは、自然豊かな街並みに溶け込むシンプルデザインです。

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そしてゴンドラをよくよく観察すると「 真っ白 」というより淡く黄色がかっていて・・・既視感あるなあと思ったら、これ白良浜ですよ。たぶんきっと白良浜をイメージしたんだと思われます。6人乗りゴンドラが30台。種類はこの1タイプのみ。

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中心部分には「 ADVENTURE WORLD 」とお決まりらしく施設名が掲げられているけれど、白良浜のイメージを壊さないようにか、めちゃくちゃ小さく控えめシルエット。でかすぎるほどに遊園地名が書かれる観覧車もあるので、近年は主張しすぎないことがトレンドなのかもしれません。

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プラットフォームまで4段と低いつくり。最近の観覧車らしくバリアフリー対応のスロープ付き。と、観察はまあこれくらいにして、そのオーシャンビューの実力とやらを紐解いてゆきたいと思います。

注目ポイント1★ゴンドラの中にはあの ぬいぐるみが!

入園するのに結構なお値段かかっているし、遊具系はタダだったらいいな~とか念じていたのだけれど、普通に別料金でした。遊具フリーパスみたいなのはあったものの、観覧車しか興味ないしで700円のチケットを購入。

係員さんへ自信満々な声で「 ひとりです! 」と宣言し乗り込みます。ひっさびさの、ぼっち時間をはじめようではありませんか。

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\なんかいるー/

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\かわいいーー!!/

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\かわいいいいいーーーーー!!!!!/

窓が足元まで広がるサノヤス製ゴンドラは至って普通なのだけれど、30台あるゴンドラの1台1台に、めちゃくちゃかわいいパンダ( 備品 )が1体鎮座しておられます。

ここのように、ぬいぐるみが置いてあるゴンドラは泉陽興業さん運営観覧車を中心に他にもあるけれど、何台かあるうちの1台、とかじゃなくて全ゴンドラに備わっているのは嬉しいポイント。ぼっちパンダがあなたを待っています。

君のつぶらな瞳に吸い込まれそうになるよ。ササの緑色にはアドベンチャーワールドのロゴが印字してあるので、土産物コーナーとかに売っていそうなシロモノです。

嬉しい誤算な今回は、かわいいこの子と一緒に眺望を見てゆきましょう。

注目ポイント2★運が良ければパンダさんを見下ろすことが出来るかも

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アドベンチャーワールドといったら、やはりこの、パンダです!

正月だけに「 奥歯に詰まったモチを取りだしてるおっさん 」みたいな格好が撮れちゃったのですが、屋外展示中なら、ご覧のように柵なし、ガラス無し。10メートルない距離にパンダ。という最高の状態でかわいいを観察できます。

ご存知な方も多いでしょうが、アドベンチャーワールドは、国内3ヶ所あるジャイアントパンダ飼育動物園( 他2つは上野動物園・神戸市立王子動物園 )です。2020年2月現在、最高齢の永明( えいめい )を筆頭に、桜浜( おうひん )、結浜( ゆいひん )など計6頭のパンダを飼育。

白浜生まれのパンダは名前の語尾に”浜”が付く「 浜家 」と呼ばれ、パンダ界の一大勢力を築いているとか。

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園内には大きく分けて2ヶ所でパンダが展示されているのですが、そのうち1か所がご覧のように観覧車からも見つけられます。

ちょっと遠いのでカメラズームは必須ですが、ほら見て、かわいいパンダさんが・・・っていない!?

運が良くなかったようです。

パンダさん( 備品 )を抱っこしながらのパンダさん( 本物 )鑑賞ができるなんて、さすがパンダづくしのアドベンチャーワールドですね。

注目ポイント3★観覧車からの定番アングルは、扇形の建物とともに

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海だーっ!

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こっちも海だーっ!!

入り組んだ地形により、オーシャンビューの名に恥じることなく2方向で海が見渡せます。

「 アドベンチャーワールドの観覧車乗ったよ! 」というツイートとともにあげられる写真で、一番多く見かけるのが上記のアングルです。こんな起伏ある山並みを眼下におさめられるのは、ここがいくぶん標高の高いところに建っているから。観覧車自体のポテンシャルである60メートル以上の視界が発揮されています。

そんな定番アングルの写真中央にそびえる扇型の建物。あの手前は先ほどのパンダ舎になるのですが、特徴的な扇型の中では、何がおこなわれているかというと・・・

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イルカショー!!

「 ビックオーシャン 」と名付けられたこちらでは、雄大な太平洋を背景に毎日イルカショーを鑑賞できるのです。会場自体ずいぶん広いけれど、それもそのはず席数まさかの3,600超え。

なんてスケールの大きなイルカショーだ!始まる前からワクワクしていたら、始まったらで10頭くらいが一斉ジャンプとかしていて、これまたスケールがどうかしていました。

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注目ポイント4★ここは滑走路から一番近い観覧車

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観覧車に話を戻しましょう。イルカショーの右側に広がるのはサファリエリアです。

ちょうど写真中央では列車型バス・ケニア号が横切っていますね。

あれに乗ってのんびり肉食獣を楽しむのもよし。歩いて雄大なサファリを満喫するのもよし。非日常感が大好きな観覧車ファンは行くべき、おすすめエリアです。

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そんなサファリエリアの後方・平らな部分が南紀白浜空港です。

先ほど空港ターミナルから簡単に見つけられちゃったように、国内で最も「 滑走路から一番近くにある観覧車 」でもあります( 距離にしてだいたい800メートル )。管制塔より高いものを空港近くに作るなんて驚愕なのだけれど、小規模空港だから可能な技なのかもしれません。

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とはいえ定期便1日3便の世界なので、離発着する様子を眺められるのは至難の業でしょうねえ。

ちなみに北海道・帯広空港のすぐ近くにも観覧車( グリュック王国 )があるのですが、ずいぶん前から事実上の廃園により廃墟となっているので、乗車可能の観覧車ではこちらが日本で一番近いことになります。

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他にも遊園地エリアからパンダモチーフの遊具を探したり、

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白く美しい骨組みを堪能したり、

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冬でも動く( ここ重要 )扇風機にあたりながら眺望案内を眺めてみたり、

1周15分間、めちゃくちゃゴンドラ内を移動しまくっていたらですよ。

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パンダさん( 備品 )つぶれちゃった。

乗車後、本当に園内売店でこのパンダ売っているの発見して、マジで買って土産物にしようと手に取ったんですが、8,780円というお値段にそっと棚に戻しました。ごめんな。また来るからさ。

南紀白浜を代表する名所、冒頭の白良浜や三段壁が位置的に見渡せないのは残念ですが、この視界の気持ちよさは、100ヶ所乗った観覧車のなかでも上位にランクインします。

ぼっち観覧車巡り再開にふさわしい101ヶ所目を飾るにふさわしいオーシャンビューホイールは、1人で乗ろうが、誰かと乗ろうが、その見事な迫力を前にしては誰しも言葉を失うのです。

え、再開ってなに?( 冷や汗 )

最後に載せきれなかった写真4連発をどうぞ。

おまけ①

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ここ何処の国!?っていう写真もサファリエリアから撮れる。ポテンシャル高すぎやないか。

おまけ②:

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観覧車ファンが絶対喜ぶ掲示を園内で見つけたよ。45m → 65m → 59.601mと微妙に上下している。

おまけ③:

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ちょこっとグルメはこちら!パンダ肉まん( 300円 )。動物園にはあるある~なシロモノだけれど、お味もあるある~だった。

おまけ④:

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2018年8月に生まれたばかりの一番若い彩浜( さいひん )ちゃん。観覧車まったく関係ないのけれども、かわいいので貼って締めますね。

( 訪問日 )2020年1月3日

( リンク )「 アドベンチャーワールド 」公式ホームページ

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