都内7か所巡りまして、いざラスト!東京ドームシティで8か所制覇の手前だったのですが、偶然、仙台経由で山形に用事が出来まして「 せっかく行くんだったら、観覧車乗っちゃおうか? 」と相成りました。
ちなみに、疑問形で書いてはいるけれど、尋ねる相手は自分自身です。
小さいころから、家族以外、基本ぼっちでいることがほとんどで、トモダチとの会話も頭の中で出来ちゃう万能な能力を身につています。便利でしょ。
たとえば小学校からの帰り道の会話(というか妄想)
「 今日は広場のある方通ろうかー? 」「 いやいや、昨日通ったから駐車場の方行ってみよーよー 」
というのを頭の中で永遠やっておりました。
そして、もうすぐ30となる今では、ベニーランドにする?アウトレットにする?どっちにする?という会話を散々した挙句、まずはこっちに乗ることを決めたのでした。
【8】「三井アウトレットパーク仙台港・ポートフラワー」(宮城県仙台市)
選んだこちらは、仙台駅からJRで20分弱の中野栄駅から歩くこと約10分。「 三井アウトレットパーク仙台港 」
ここに併設しているのが今回のお目当てです!
いままで意識したこと無かったんですが、観覧車って「 遊園地のイチ遊具 」の枠におさまっていないですよね。
ココみたいに「 ショッピングセンター併設型 」も数多くあるんですよ。
2つ前のお台場パレットタウンだってそうですし。
ショッピングセンターに観覧車があることで、遠くからも見える広告塔のような目印、つまり昔でいうアドバルーン的存在になって、観覧車がその施設自体の価値を上げるのかなと。
そういう意味では、観覧車って看板娘みたいなやつだなーと思いました。
ほら?白い照明に照らされて、ウエディングドレスみたいじゃん!?!?
この看板娘、17時からの方が100円安いんです!!!(今ホームページ見たら、大人600円になっておりました。)
観覧車って夜の方が、ムーディーでシャレオツなんじゃないの?
と思ったのだが、しばらく乗り場を徹底調査( 訳:乗るタイミングを伺う )しているうちに分かりました。お客さん少ない。と。
隣が駐車場なので、ちょくちょく人通りはあれど、観覧車に乗る人は少ないんですよね。
この時は致し方ない。クリスマス差し迫った土曜の夜ですから。みんなページェント行っているのでしょう。
空いていたので特に身構えることなく、ぼっちで乗り込んでみると、ピンクと赤で温かみがある内装が向かい入れてくれます!
寒い冬。かわいい看板娘に釣られて飲み屋に入ったら、酒も料理も抜群!良い感じの雰囲気で身も心もほっこり!みたいな?
眺望は、仙台中心部から離れており、郊外型商業施設・住宅街・倉庫が混在しています。
照明は少なく寂しい感はあれど、都会の喧騒から離れて大変落ち着いており、カップル同士のロマンティックな会話には最適かと。
観覧車ビューに、住宅展示場がこんなにも存在感出しているのは、そんなロマンティックな会話に「 展示場ネタ 」を組み込んでもらおうという商魂でしょうか?
「 ねー?あの家買って一緒に住みません?(プロポーズ) 」みたいな。
私が言ったところで答えは決まっています。
「 すみません 」(?)
仙台の方に愛されているという、テレビ塔兄弟も見えますよ!!
「 ミヤテレタワー 」(たぶん右側)は、ライトの色で明日の天気を予報しているそうな。
オレンジ→晴れ
ホワイト→くもり
グリーン→雨・雪
だそうです。翌日は晴れでしたので予報的中ですね。
東北地方でも1,2を争う大きさのこちら。もっと乗ってあげても良いと思うんだ!
沢山乗ってあげないと、看板娘、泣いちゃうよ?
まー泣いた姿もカワイイって知ってるけどさ。(?)
帰り際こちらに向かって歩くカップルに、ぼっちで写真撮ってるの見られるの恥ずかしくて、焦ったらブレました。
今更恥ずかしいもなにも、夜の観覧車初めてなのに何の躊躇もなく乗れて、旅先でもぼっち観覧車している。
お父さん。お母さん。あんな小学生でしたが私はこんなにも立派になりましたよ。
今ならあのカップルより満たされてるかもねー?と、私の中のもう一人と会話しながら駅に向かうのでした。
(訪問日:2015年12月19日)