【89】合体先に選んだのは、本屋でした「宮脇書店総本店」(香川県)

観覧車めぐりで驚くことといえば、その立地の多様性でしょう。

なんの変哲もない公園にあるケース、動物園にあるケース。

他にもアウトレットモール高速道路のサービスエリア、極めつけはドン・キホーテにもありました。もはや遊具の粋を超えているし、そのオールマイティさが観覧車の魅力ともいえますね。

そして今回89か所目にして、初めての立地があるというのです。それは、

本屋さん ← New!!

本屋の観覧車ってどんな感じなのでしょう。やっぱり巷の書店よろしく『 本 』とか書いてあるのかな。日本でここしかない本屋の観覧車を解き明かすため、香川県の高松駅へやってきました…!

【89】「宮脇書店総本店・観覧車」(香川県高松市)

工業地帯に突如あらわれる観覧車

高松駅からは県立中央病院行きのバス、もしくは市内中心部をめぐる「 まちなかループバス 」で県立中央病院を目指します。

病院は2014年にできたばかりで真新しくて、観覧車があってもよさそうな商業施設ぽい様相を呈しています。でもここではありません。病院から伸びる1本道、誰も歩いていない道をトボトボ歩き出します。

<写真>

工業地帯にはいってきましたあああ

日曜の朝だからか人の気配がみられない建物、倉庫、、、。殺風景な風景に追い打ちをかけるように係留中の貨物船まで登場してきました。PANAMAとか書いてあった。ずいぶん遠くからご苦労なこった。

PANAMAほどではないけれど、私だってKANAGAWAから来ている。どうして店舗以前に本屋なんてあると思えないオール工業地帯を彷徨っているのだろう。なぜだろう…

ぼっちで不安になりかけたころ、見慣れた何かを発見しました。ひょっとして、あれかいな?

<写真>

みつけた

肥糧屋さんの奥で顔をだすカラフル。灰色の世界にかかった奇跡のレインボー。ありました。紛れもない観覧車です。

なぜここに?というモヤモヤは抱えたまま病院から10分少々。観覧車が最大化した地点で交差点を右折。「 宮脇書店総本店 」と書かれた建物に到着です。

<写真・宮脇書店の観覧車の写真>

あってよかったけれど、マジ本屋だな

○○文庫号・・・本屋らしいゴンドラたち

「 本なら何でもそろう 」をキャッチコピーに、310店舗以上全国展開している宮脇書店グループ。その総本店は、とっても広大でした。

広大さは2形態ある書棚にもあらわれています。

たとえば旅行ガイドブックコーナー。

るるぶとまっぷるが同じエリアに置いてあるのはどの書店も一緒だけれど、加えてすぐ近くには「 JTBパブリッシング 」のエリア( るるぶの出版社 )、「 昭文社 」のエリア( まっぷるの出版社 )・・・・・・というように出版社毎に一区画ずつ設けられているのです。

ジャンルごと + 出版社ごと。興味をそそる本って同じ出版社なことも多いし、おもしろいねえ。つい見入っていたら観覧車の営業時間11時となりました。屋上へと向かいます。

<写真>

3階から屋上への階段のぼる

<写真>

この扉を抜けると・・・

<写真・宮脇書店の観覧車の写真>

屋上観覧車だ

うひょー!

本って書いてあるー!なにこれかわいいー!

施設名が掲げられることが多い中央部分には、赤地に白で『 本 』の文字。巷とおなじく『 本 』の文字。遠くからでも本屋だと認識できるアドバルーン的役割を担っています。

そしてワイヤーのような細いスポークで周囲を彩るのは、4色20台のゴンドラたちです。

このゴンドラ、一見どこにでもある丸型だと思ったら、何やら文字が書いてあって。

<写真・宮脇書店の観覧車の写真>

!?!?

中経の文庫号に、講談社文庫号・・・おお?と思って他のを見やると、これ20個すべてに各出版社の文庫名が掲げられているではないですか。本屋のこだわりすげぇ!

特定のゴンドラだけピックアップすると、いろいろ不公平がおきますし今後のため(?)もありますから、久々に全ゴンドラ紹介といきますね。

<写真・宮脇書店の観覧車の写真>

1 講談社文庫号(カンガルー)

2 小学館文庫号(ペンギン)

3 双葉社文庫号(ひつじ)

4 青春文庫号(とら)

5 朝日文庫号(たこ)

6 徳間文庫号(サイ)

文庫名と動物イラストとの相関関係は・・・ないそうです。

<写真・宮脇書店の観覧車の写真>

7 学研M文庫号(パンダ)

8 王様文庫号(きつね)

9 集英社文庫号(たぬき)

10 中公文庫号(きりん)

11 祥伝社文庫(ぞう)

12 ワニ文庫号 KKベストセラーズ(カメ)

<写真・宮脇書店の観覧車の写真>

13 角川文庫号(カッパかなにか?)

14 扶桑社文庫号(ライオン)

15 早川文庫号(コアラ)

16 PHP研究所文庫号(???)

17 光文社文庫号(イカ)

18 知的行きかた文庫号(いぬ)

ちょっと抽象しすぎて断定できない動物さんもいるけれど、ラスト2つ!

<写真・宮脇書店の観覧車の写真>

19 二見文庫号(うさぎ)

20 中経の文庫号(ねこ)

1つのゴンドラには実在する文庫の名前、そして観覧車の王道としてゴンドラ番号動物イラスト、の3点セットが描かれています。最後のねこかわいい。

屋上だけれど屋上観覧車じゃない?

<写真・宮脇書店の観覧車の写真>

2枚持っているのは、1人で2回乗るから(にやり)

チケットは200円。1つ下の3階レジで手に入れて、乗車の時間となりました。

ところでこの観覧車、屋上観覧車にみえますよね。屋上に建っているし。ですがこれ、厳密には違うというのです。一旦地上から観察してみましょう。

<写真・宮脇書店の観覧車の写真>

土台!

そう。これ、総本店となりのスペースに、コンクリートの土台を作った上に観覧車を設置した、かさあげ型観覧車でした。

もともとの建物を2006年に総本店化する際、観覧車を付け足して「 屋上(からいける)観覧車 」を誕生させたというわけ。この発想はなかった。

<写真・宮脇書店の観覧車の写真>

屋上から観覧車までは、渡り廊下でつながる

で、おもしろいのが、土台スカスカじゃないですか。下に潜れそうじゃないですか。潜ってみたんですよ。するとですよ、、、

<写真・宮脇書店の観覧車の写真>

潜って、

<写真・宮脇書店の観覧車の写真>

見上げれば、

<写真・宮脇書店の観覧車の写真>

なにこの絶景~~~

未だかつて、直下からのぞき込むアングルが他にあっただろうか。否。灰色のコンクリートと、あでやかに輝く観覧車のコラボレーションは、この工業地帯に存在する観覧車そのままのようで、非日常の世界はいつだってこうした名脇役によって支えられている。そう思い知らせてくれる力があります。

見上げてごらん昼の観覧車を。小さな輪の、小さなゴンドラが、ささやかな幸せをうたっているのだ。いやこの観覧車、小さくはないけれど。

眺望の目玉は、鬼ヶ島伝説が残る島

<写真・宮脇書店の観覧車の写真>

のりば

今度こそ乗ってみましょう。Yシャツ姿、という観覧車の係員としては珍しい服装のお兄さんにチケットを渡して、乗車します。

<写真・宮脇書店の観覧車の写真>

あの島が鬼ヶ島です

工業地帯に囲まれて、どうしてこんなところに建てたんだろ? 疑問しか浮かばなかったのに、眺望をみて納得。3方向を海に囲まれた素晴らしい立地だったのです。

上の写真まんなかにデーンって横たわるのは女木島(めぎじま)で、鬼ヶ島伝説が残る島。高松港からフェリーで20分の近さで、

島の山頂には鬼が住んでいたとされる洞窟があり、ちょっとした探検気分が味わえます

「鬼ヶ島観光協会ホームページ(リンクはこちら)より」

あそこに鬼がいたのか。伝説といえど実在するとは知らなんだ。

<写真・宮脇書店の観覧車の写真>

みな瀬戸内海に浮かぶアイランド

<写真・宮脇書店の観覧車の写真>

2つのビルに注目

続いてひときわ高い建物が2つ見えてまいりました。

左の白いのがJRホテルクレメント高松。右の茶色いのは香川県はおろか四国で一番高いビル高松シンボルタワー(151.3メートル)です。

あれらのすぐ裏手がJR高松駅、あれらの手前からは女木島へのフェリーがでています。つまりあれらのあたりが高松観光の拠点です。

<写真・宮脇書店の観覧車の写真>

きりんがいる!

フェリーといえば、高松港からはいくつもの航路がでています。上の2つは小豆島とを行き来するフェリーです。

殺風景になりがちな海の風景も、瀬戸内海に浮かぶ島々とかわいい船たちが彩ることで飽きさせません。

<写真・宮脇書店の観覧車の写真>

てっぺん付近

おっと。また海の向こうには島がみえてきたぞよ。

高松駅側と正反対にあるのは、源平合戦で知られる屋島です。島と言えどこっちは陸続き。山頂には水族館があったりするのだけれど、それより教科書で教わった那須与一・扇の的の屋島って、あれ伝説じゃなかったのね。知らなんだ。

<写真・宮脇書店の観覧車の写真>

4人乗りを優雅にぼっちです

<写真・宮脇書店の観覧車の写真>

デカくね?

そして屋上看板の『 本 』の字が迫ってきたら終わりの合図。1周6分半、最後まで本アピールがおもしろいヘンテコ観覧車でした…!

ちなみにここ、暫く工事をされていて2018年1月にリニューアルオープンしたばかり。どのあたりがリニューアルしたのですか?とYシャツ係員さんにお聞きしてみると、

係「 全部乗れるようにしました!

私「 え!? 」

係「 半分くらい乗れなかったんです。

マジ直ってよかったわw

総本店から徒歩2分、たも屋の讃岐うどん

最後にちょこっとグルメで〆ましょう。

来るとき最後に曲がった交差点。その一角には高松市内にも4店舗構える讃岐うどんのお店「 たも屋 」の本店があります( また本店だ! )

前回無性に食べたかったのは蕎麦だけれど、うどんでいい。いや、香川に来たのだからうどんがいい。

<写真>

う・ま・い

かけ一玉230円だったかな。地元で食べるどの讃岐うどんより美味しかったです。

そんな「 たも屋 」ですが、東京の有楽町に直営店があると知り食べてきました。あれから数か月経つというのに観覧車の余韻に浸れましてねえ。いま「 たも屋で讃岐うどん 」が私のささやかな幸せなのです…!

( 訪問日:2018年8月26日 )

( リンク )「 宮脇書店公式ホームページ

たも屋公式ホームページ

※ 毎週土曜と日曜の11時から17時までの営業です。(月曜祝日の場合も運転しません。

記事公開時点(2018年11月23日)ではメンテナンスのため長期運休中です。今後の情報は宮脇書店ホームページなどでご確認くださいませ。

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『【89】合体先に選んだのは、本屋でした「宮脇書店総本店」(香川県)』へのコメント

  1. 名前:きりんこ 投稿日:2018/12/06(木) 02:12:51 ID:e76f8d475 返信

    すずやすさぁーん

    お久しぶりです!!こんばんわ☆
    ブログではもう90ヶ所達成なんですね!?
    100までもうすぐですね♪

    私は今年はなかなか行けず、10ヶ所すらまわれませんでしたぁ~(´;ω;`)
    去年はあんなに勢い良かったんだけどなぁーー

    ところで、宮脇書店の記事を更新した11月23日に、私は高松に行ってました~!!
    宮脇書店のぐるには乗れませんでしたが。。もし、運休中じゃなくてもダメでしたけど(´-ω-`)
    あんな遠くまで行って、こんなに近くにあるのにっ!!ってせつなかったです~

    それにしても、きりんが乗ったフェリーなんてあるんですね??
    また高松に行った時には、ぐるもきりんフェリーも乗りたい( ☆∀☆)

    そうそう、私も9月に神戸でしたよ♪
    なかなか同じ日に同じぐるってわけにはいきませんねぇ~

    ではでは、また遊びにきまーす(^-^)

    • 名前:すずやす 投稿日:2018/12/07(金) 22:17:18 ID:8cef1e57b 返信

      きりんこさぁーん

      コメントありがとうございます。
      実際94か所まできたのであと少し!なんです!
      来年春がくる前には100か所いけるでしょうか!?

      さて、記事更新日と同じ場所にいらっしゃった。そして同じ月に神戸・・・。
      ぐるファンはやはり気が合うのでしょうね。ですから10か所で嘆かないでくださいませ。
      「普通の」人は1年10か所ぐる乗りませんもん(^_-)☆

      運休中のぐるほど、寂しいものはありませんね。
      特に宮脇書店のかわいいし。本とか書いちゃってかわいいし。
      (おそらく台風の影響で)再開の目途がたたないようですが、また元気に回ってほしいです。

      で、そう!きりんフェリー。
      この写真撮ったとき、きりんこさんお元気かなー?って思ったんですよ。
      なのに思っただけで行動起こさずスミマセン(笑)

      私も遊びに行きますねー

  2. 名前:mKm 投稿日:2019/05/11(土) 14:56:34 ID:4165cde6b 返信

    「塔マップ」( http://tower.30maps.com/map/7939 )を見ていたら本屋に
    観覧車があると知って、こちらにたどりつきました。

    なんでも、この観覧車はつい先日の2019年5月6日に営業を終了したそうですね。
    メンテナンスのコストが嵩んだのか?

    こちらの記事のおかげで、細かいことまで知ることができました。
    また、塔マップにこちらのURLを記載させていただきました。
    ありがとうございます。 

    ところで、たまたま何日か前のニュースで、埼玉県川越市の丸広百貨店の屋上の
    観覧車がある遊園地が、今年(2019)の 9月1日をもって閉園することを知りました。
    建物の耐震化工事に伴うものだとのこと。 自分で観覧車に乗りに行くことは
    ないのですが、なぜか残念です。

    私の近くでは、東京都稲城市のよみうりランドや、横浜市都筑区のモザイクモール
    港北の屋上観覧車が見えます。
    乗らなくても、遠くから見るだけで楽しい乗り物です。

    • 名前:すずやす 投稿日:2019/05/13(月) 02:02:11 ID:ce9911d38 返信

      mKmさま

      コメントありがとうございます!

      塔マップさん!
      よく検索していると行き当たるのですが、その度にすごいサイトだなあと感心しておりました。
      みなさんが投稿して情報量を増やしてゆくサイトなのですね。
      そんな素晴らしいサイト様に「訪問記」としてコメントしていただき、大変光栄に思います。

      さて残念ながら宮脇書店の観覧車は2019年5月6日に営業を終了してしまいました。
      2018年の台風被害の後ずっと運休していたのですが、撤去が決まって「最後にお客さんを乗せてあげたい!」
      との思いの元、「わざわざ」メンテナンスしてGWのラスト運行となったようです。

      運休したまま撤去なんて今の時代当たり前なのに、この心遣いに感激しました。
      お客さんだけでなく、設置元に愛された観覧車だったようです。

      丸広百貨店の観覧車も終わってしまいますね。
      数十年前は当然にあった風景が無くなってしまうのは、非常に残念に思います。

      観覧車はアドバルーン的な「そこに行けば楽しいことがあるよ!」という宣伝効果も担っていると思っています。
      乗らなくてもワクワクさせる建造物って珍しい。
      丸広のはまだ時間がありますし、是非乗ってもみてくださいませ。
      たとえ1人であっても、充分良い時間が過ごせると思います。

      • 名前:mKm 投稿日:2019/05/13(月) 20:35:36 ID:8f5934de7 返信

        お返事ありがとうございます。

        宮脇書店の観覧車はずっと休止状態だったのを最後のひとふんばりで
        終了前に復活したのですね。 どこかの記事で「社長が観覧車好き」と
        読んだのですが、社長のがんばりだったのではないでしょうか。

        ショッピングモールの屋上観覧車は遠くから見え、確かに「楽しいこと
        があるよ」のサインになっていますね。 私が屋上観覧車に初めて気づいた
        のは確か大阪の梅田の駅の近くのビルにあった観覧車。 ずいぶんと前の
        ことです。 大阪の人はすごいことをするなと思ったものです。 
        その後(だったと思う)横浜の地下鉄センター北駅のビルに観覧車ができて、
        ときどき眺めるのが楽しくなりました。

        東京ドームシティのビッグ・オーは真ん中に軸のない形状で、なんと中心部
        をローラーコースターが貫いているのにはびっくり。 しばらく眺めていました。

        川崎市多摩区の向ヶ丘遊園の、丘の上の巨大な観覧車が撤去された時は残念でした。

        この機会にすずやすさんのブログの他の観覧車もいろいろ見せてもらいました。
        思ったより観覧車文化は深い。 楽しいブログです。

        ところで、私は宮脇書店のゴンドラの動物を次のように考えました。
        いかがでしょうか。

        ・ 徳間文庫は マンモス(牙と毛から)
        ・ 集英社文庫は アライグマ (尾のシマシマから)
         頭に葉っぱをのせて逆立ちしているようなので化けているタヌキにも
         見えます。作者がタヌキとアライグマをごちゃまぜにしているのか。
        ・ 角川文庫は クマの郵便屋さん (耳の形から;でもビミョー)
        ・ PHP研究所文庫は ポニーないしはウマ (たてがみと尾から)
        ・ 知的いきかた文庫は キツネ (目と耳の形と尾の模様と形から)
         キツネは王様文庫にあるので、やっぱりイヌか? 
         あるいは、知的いきかた文庫のほうはキタキツネだったりして。

        長々と失礼しました。

        • 名前:すずやす 投稿日:2019/05/15(水) 22:10:20 ID:dd98fe48b 返信

          mKmさま

          ご返信ありがとうございます。
          社長(会長)になられた宮脇富子さんが観覧車好きだったとお聞きしております。
          その想いがGWラスト運行に繋がったのかなーと想像すると、同じ観覧車ファンとして尊敬します。

          「大阪の人はすごいことをするなと思った」頃は、1998年のHEPファイブを皮切りに、
          2000年センター北と、ビル一体型観覧車、いわゆるビルトインタイプ型が各地に誕生した頃ですね。

          日本が「世界一の」観覧車を続々作っていた時代は、1999年末ロンドン・アイに抜かれてから無くなり、
          代わって、奇抜な大型の観覧車が作られていた時代でもあります。
          ビッグ・オーも2003年ですから、日本全体にヘンテコ観覧車ブームが起きていたのかもしれません。

          最近は大型観覧車も作られることがめっきり減り
          (法律が変わって一定の高さ以上は免震構造?にしなければならなくなった)
          2018年はとうとう新設観覧車ゼロになってしまいました。
          たぶん2019年もゼロです。

          観覧車はその施設の、いやその街のシンボルになりやすいので、
          無くなるのは本当寂しくて残念なことですね。
          向ヶ丘遊園にもありました。私は遊びに行ったのが小さすぎて、乗った記憶はないのですが
          あんなに大きなものが日常から消えてしまう悲しさは、想像するだけで辛くなります。

          さて、宮脇書店の不明動物の件とまいりましょう。
          ★徳間文庫・・・こ、これは、、確かにマンモスです!
           いやはや太古の動物をもってくるとは、さすが知の集合体・本屋さん。宮脇書店恐るべしです。

          ★集英社文庫・・・アライグマの方が近いですね。
           化けるタヌキだと、どうしても平成狸合戦ぽんぽこを思い浮かべてしまいますから、
           ここはmKmさんのご予想通り、アライグマに決定しましょう。
           
          ★角川文庫・・・河童にしては耳が描かれているので、私も数時間迷ったキャラクターです。
           クマも可能性ありますね。
           ただこれが郵便屋さんだとすれば「♪しろやぎさんから おてがみついた~」
           からヤギの可能性も出てまいりました。違うと思うけれど。

          ★PHP研究所文庫・・・ポニーorウマときましたか!
           青いウマとは斬新な発想です。
           私は先の角川文庫号あたりから、空想動物も紛れてるんじゃね?となりまして「???」にしてしまいました。
           ここは仮にポニーとしておきましょう。

          ★知的いきかた文庫・・・キタキツネ!!!!!!!!!!!!

          こちらも長文大変失礼いたしました。
          あと、ブログお褒めいただき有難うございます。
          マンモスウレピー☆です。

  3. 名前:mKm 投稿日:2019/05/19(日) 12:09:03 ID:d000f5890 返信

    再びお返事ありがとうございます。

    ビルに組み込まれた観覧車のブームもあったのですね。
    私は梅田の観覧車を見た時にはほんとに驚いたものです。

    1つ質問です。 ウェブ上の記事に、「日本では屋上遊園地にある観覧車は、
    東急プラザ屋上かまたえんと丸広百貨店屋上の2箇所だけ」という記述があり
    ました。 これで正しいのでしょうか。
    梅田のHEPファイブやモザイクモール港北のはたぶん観覧車だけで、
    「屋上遊園地にある」の条件から除外されているのでしょうか。

    「アライグマ」はしっぽ以外、「逆立ち」「木の葉」「目の周りの模様」
    は完全にタヌキ寄りなんですよね。 もう、ハイブリッドということに
    しましょうか。 イラストレーターにはもう少し動物の特徴を正しく
    表現してもらいたかったですね。

    新造の観覧車がなくなっているとのこと。 現在は大きな都市では
    超高層ビルばっかりですが、商業ビルの場合もレストランにでも
    入らないと展望はできないところがほとんどです。

    東京周辺はともかく、景色の良いところには観覧車があると良いですね。
    また、デパートの屋上のちいさな観覧車でもいいんです。こどもにとっては
    おっきなお楽しみです。

    「マンモスうれピー」って、戦前のはやりことばかっ!
    私は「碧いうさぎ」は好きです。流行ってから十年以上後になってから
    中古の8センチCDを手に入れました。すでに昔のはなし。

    • 名前:すずやす 投稿日:2019/05/22(水) 23:56:56 ID:a36c16c01 返信

      mKmさま

      ご返信ありがとうございます。
      お返事遅くなり失礼を致しました。

      「碧いうさぎ」といえば「星の金貨」。
      リアルタイムで観ていたはずですが、小さすぎて記憶が・・・という感じです。
      でも名曲ですね。いまYouTubeで聞いています。

      さて、mKmさんが目にされたウェブ記事の記述。
      どれも定義がないので曖昧ですが「屋上観覧車」というと、
      昭和中期に数多く存在した、デパート等の屋上に”ちょこんと”ある小型の観覧車で、
      HEPのような「ビルトインタイプ型」は屋上観覧車ではないかなと思っています。
      乗り場も屋上ではないですし。

      そうすると屋上遊園地にある屋上観覧車は「かまたえん」と「丸広」の2か所になりますが、
      ただもう1つ、名古屋・栄には乗車できないながらも保存されている屋上観覧車があります。
      ウェブ記事の記述は正しいですが、栄のも触れてほしかったなと思いますね。

      タヌキというと店先にある信楽焼の置物を想像してしまいますが、
      いま画像検索してみると、アライグマもタヌキも似たもの同士。
      もはや同一動物。ハイブリット型ということで手を打ちましょう。

      いまの商業施設は屋上自体、立ち入り禁止なところが殆どですよね。
      展望スペースが無いのは賃料とかの事情で分かるのですが、
      レストランじゃ一方向しか見れないっつーの!窓際座れなかったらどーするんだ!ですよ。

      手頃に乗れて、非日常を味わえる。
      そんな観覧車はもっとあって良いと声を大にして言いたいのですが、
      きっと「昭和かよ」とか言われてしまうのがオチなんでしょう。寂しい。

      • 名前:mKm 投稿日:2019/05/25(土) 16:05:14 ID:3f5422254 返信

        レスありがとうございます。

        「屋上観覧車」については、塔マップ内の記載をより正確
        にすることができました。 また、もうひとつこちらのブログに
        リンクさせていただきました。 ありがとうございました。
        http://tower.30maps.com/map/46341

        ところで、プロフィールにある「ぼ印の星の観覧車」の
        イラストはいいですね。 プロのタッチ。

        • 名前:すずやす 投稿日:2019/05/26(日) 17:41:32 ID:9823adc8e 返信

          mKmさま

          お役に立てて光栄です。
          そしてリンク先も確認いたしました。
          塔マップさんへ掲載いただき、屋上観覧車の魅力がさらに広まると良いなと思います。

          ぼ印のイラスト、良いですよね。
          知人が描いてくれて、かなり気に入っております!