観覧車に乗るため「 だけ 」にひとりで四国上陸です!・・・こう書くと観覧車マニアと思われそうだけれど、1か所1か所ぼっちで観覧車を攻略してゆく感覚は、スタンプラリー的なコンプリート欲に近いかも。100名城スタンプラリーなら協会のホームページに名前載っても、観覧車100ヶ所乗っても何にもないけれどね。
というわけで、観覧車界のエライ人。観覧車スタンプラリー始めてはいかがでしょう?問答無用でぼっち観覧車人口、増えるとおもうんだけれどなw
【47】「ニューレオマワールド・大観覧車」(香川県丸亀市)
四国で最初に選んだのは、香川県丸亀市「 ニューレオマワールド 」。四国最大級ともいわれる遊園地は、事前情報だと夜のイルミネーションも期待大なんですって!良いねえ。観覧車のイルミは大好物ですぞ。
まずは、名前も電車もかわいい「 ことでん( 高松琴平電気鉄道 ) 」の岡田駅で降りる。あいにくの大雨なのだが、駅からでるシャトルバスには先客がたくさん。この本降りでもみんな行くんだー!って思っていたら、遊園地で降りたの私だけ。みなさん終点のホテルへ直行のようで、いきなりひとりぼっちになってしまった。寒い。( 無料シャトルバスは本数かなり少ないので、公式ホームページを要確認。 )
余談だが、レオマワールドに「 ニュー 」が冠したのが2004年。その頃私は高校生。学校のイベントでディズニー行くぞーという時、友達いなかったし、ひとりになるのが嫌で風邪( 仮病 )で休んだ。次の日、風邪( 仮病 )で行かれなかった私をおもんぱかった先生が、お土産のお菓子を買ってきてくれたのだ。ミッキーが微笑んでいた。
入園ゲートをくぐると、あの頃見たミッキーと雰囲気が似てるペディとポーリーが、仲良くハートマークなんか作って微笑んでいる。もう大丈夫。私もニューに生まれ変わったのだ!
と、気持ちをあらたにしても、寒いのは寒いよ。後ろの山まで雲が立ち込めてきているし、動いているうちに乗っちゃうのが正解。
さて、Twitter検索すれば『 ひとり観覧車キメたぜ( 同乗者がいない写真添付 ) 』のような自虐とも自慢ともとれるツイートが多い「 ぼっち観覧車 」だけれど、ここまで数をこなすと正直緊張なんてないに等しくなるんですよねー
いつものように「 1人です 」言って、いつものようにチケット( 300円 )を、乗り場のお姉さんに手渡す。いつものように乗り込み、扉が閉まった途端・・・・・・
とびきりの笑顔で手振ってくれたあああ!!!それも両手で!!!
なにこの不意打ち反則技!
なにこのトキメキずっきゅん狙い撃ち!
完全油断してた。恐縮、会釈しか出来ない私をよそに、ゴンドラは高度をあげる。観覧車乗って手振られるなんて聞いてないよおーw
ふぅ。ふぅ。深呼吸したんで眺望紹介しましょうか!とびきり笑顔のお姉さんがいた側が、ニューレオマ。はっきりした色使いの建物たちが、遊園地にいるんだなと感じさせてくれる。のんびり走る汽車( キンダーガーデンレイルロード )を見つけて癒されよう。
反対側を向くと一変、木々と畑、住宅が点在するのどかな風景。地図でみるとこの辺り「 池 」が多い土地のようで、雨の合間からもいくつか見つけることができた。
そうだ今回は乗らなかったけれど、この観覧車には全国で( たぶん )3か所しかない「 足ブラ観覧車 」がありますぞ。新潟で乗ったのと同じやつで、窓がない分視界抜群、バーでしっかり固定されてて安心だし、妙な中毒性あるから天気良ければオススメ。こちらは600円。
さてさて、観覧車乗ったらお腹がすきました。なーにしよっかなー。丸亀市といえばよくお世話になる丸亀製麺がまっさきに思い浮かぶけれど( ※プチ情報 丸亀製麺って丸亀市とは関係ないんですって。びっくり。 )なーに食べよっかなー。
入口近くのアーケードで、丸亀市のご当地グルメだという「 骨付鳥 」( 鶏の足の丸焼き )を大胆にもラーメンにどっかーん入れちゃった「 骨付鳥ラーメン 」のポスターが目に入る。絶対旨いやつだこれ。速攻で本日のちょこっとグルメに決まり!
出てきたラーメンは、まるで中華とクリスマスを融合したかのよう。骨付鳥をスープから出してかぶりつくと、肉厚でジューシー&香ばしく、鳥喰ってますよ感がやばい。うまい。あったまるー!
お腹いっぱいになったところで、園内マップを広げると、温泉の2文字を見つけた。よーし、あったかくなった身体をさらに温めちゃえ!園内併設のホテル「 ホテルレオマの森 」では日帰り温泉を楽しめるのだ。
脱衣所は広いし、お湯の温度が分かれた露天風呂は最高。電車で長時間座りっぱなしの痛くなった腰に気持ちいい。つい長湯してしまったら、イルミネーションの綺麗な時間になりました。
それではいきますよー。じゃじゃーん!
控えめに言って最高。普通に言ってめちゃめちゃ最高!
高校生の私へ。ニューに生まれ変わった私は、ひとりで観覧車にイルミネーションを満喫できるオトナに成長しました。想像していたオトナとは違う気もするけれど、好きなものを追えるのだから案外悪くないですよ。あ、あと。女の子から手を振られ慣れておくのも大変良いとおもいます。
( 訪問日:2017年1月8日 )
( リンク )「 ニューレオマワールド 」公式ホームページ