マグロが丼ぶりから溢れんばかりに盛られている。否、厳密に言えば食品サンプルのそれは、キラキラとここまでの移動疲れを吹き飛ばすくらいに艶がかっている。食べたひ！
ここは清水駅から５分ほど歩いたとこの清水魚市場・河岸の市。２階建ての”まぐろ館”にはいくつものレストランが軒を連ねているんだけれど、店先には揃いもそろってマグロ（食品サンプル）達が輝いてるんですよ。じゅるる。
今回のメインは観覧車だしな！乗って戻ってきて、デザート代わりにマグロ丼頬張ろう！良い旅の締めになりそうじゃないか。
Ｌｅｔ’ｓ水上バス
清水駅からは無料のシャトルバスが本数多く出ています。け！れ！ど！今回は、まぐろ館の建物すぐ裏手の船着き場から出航する水上バスに乗って行きますよ！１０分のショートクルーズは旅のはじまり。
ごーごー！まぐろまぐろー！（ちょっと意味分かんないです）
こんにちは！観覧車さん！
波の穏やかな港内をしばらく進むと、大型貨物船の隙間から見えてきた！青色で統一された観覧車「 ドリームスカイ 」が見えてきた！！海から眺めるあの子もまた格別じゃのう。
【３３】「エスパルスドリームプラザ・ドリームスカイ」（静岡県静岡市）
骨組み is 最高！！
映画館も入るショッピングセンター「 エスパルスドリームプラザ 」の程近くに着岸です。
清水といえば清水エスパルスが有名じゃないですか、運営会社は同じグループ企業だそうで、真ん中には清水エスパルスのキャラクター・パルちゃんが描かれているよ！
パルちゃんには恋人、ピカルちゃんがいるよ！
驚いたのがこのパルちゃん、左手「 ひとりですポーズ 」しちゃってるんですよ。いつも私がこんな感じで（ サッカーボールは余計だが ）観覧車乗ってるというのに。まじかー！ぼっちの師匠ここに発見かよｗ
いえーい！
横断幕には「 地上５２ｍから望む世界遺産 『富士山』･『三保の松原』 」とある。宣伝文句の訴求力はんぱない！！
わくわくしてきた私は、乗り場への階段を駆け昇る。そこへ突如現れたのが、写真撮影コーナー。「 写真撮るよー。帰り際に買うか買わないか決めてねー 」というアレ。不意打ちじゃ、地上からは完全に死角だった。
心構えが出来る間もなくカメラの前に出されるもんだから微妙な表情になったじゃないかーｗ
乗った
なんやかんやありつつ、乗れました！ショッピングセンター開業の９年後２００８年７月にオープンした観覧車「 ドリームスカイ 」。ゴンドラの傍らには、ちょっとした観光案内が付いてて親切設計。前にも書いたかもだけれど、観覧車って展望施設だし、土地勘無い観光客向けにもこういう案内は嬉しいよね。
清水港は「冷凍まぐろの水揚げ日本一」
あいにく富士山は見えず…
霞んでいて富士山は見えなかったけれど、海側の方は綺麗に見渡せました！下の写真で奥のあたりが三保の松原。さすがにこの距離では松の1本まで見渡せないけれど、充分すぎる絶景でございます。
奥が、三保の松原方面
真ん中あたりに写り込んでる船は、伊豆半島西側・土肥港から来た駿河湾フェリー。65分の船旅の終着地が観覧車だなんて感慨深いなぁぐふふ（そんな訳ない）
他にも、行きがけに船が着いた桟橋からは、清水港クルーズも出航しているとか！どーしても海から観覧車眺めたい！ていう「 海から観覧車派 」にはオススメだよ！
空から日本平をみてみよう
これこれ！！
あとどうしても見て欲しい建物があるんです。お山の上にぼっちで建っている「 日本平ホテル 」。キムタク主演のドラマ「 華麗なる一族 」で手を叩くとあらわれる金色錦鯉がいた庭園のロケ地になったとこ。
むかし行った事あるんですけれどね、駿河湾と富士山があんなにもダイナミックに見れるのか！というほどの絶景。こちらもオススメです。
またくまさん発見。今日は宙ぶらってた
降り際「 今日の記念にいかがですかー？ 」と、係のお姉さんが写真の出来上がりを見せてくれました。なんとも中途半端な笑顔でした。「大丈夫です。」と丁重にお断りを入れました。
そして意を決して戻ったまぐろ館。夜の営業に備えてなのか、何故だか全て店じまいをしてました。食べれませんでした。大丈夫、、、、じゃないです！！
マグロだけが心残りなんでまた行きますかね。乗れるときに乗る！食べれるときに食べる！は、ぼっち観覧車やってて唯一人生で役立った教訓かもしれません。
（訪問日・２０１６年９月３日）
