【番外編３】「血バサミ女の観覧車」＆「たぶん日本一あつい観覧車」

２０１８年夏、ちょこっとおかしい観覧車イベントが開催されました。

ぼっちで観覧車１００か所乗ってみる。番外編の今回は期間限定イベント２つご紹介。少々ネタバレ含んでいるのでご了承くださいませ。

さあさあ！怖～いやつと、暑～いやつ。どちらがお好み？？？

 

 

 

【その１】「血バサミ女の観覧車」（パレットタウン）

今夏、パレットタウンの大観覧車に登場したのは、ホラー観覧車です。

ホラーといえば以前こんな体験したけれど、パレットタウンのはどんなホラーでしょう。いざ体験です。

 

 

 

 

 

６４あるゴンドラのうち２つをイベント用に改造。ヘッドフォンを着用し、立体音響、ゴンドラ内の映像投影、振動する座席と、逃げ場のない恐怖を味わいます。文字列だけでも尋常ならない雰囲気なのに、お名前が「 血バサミ女の観覧車 」ときました。

だいたい観覧車でする期間限定イベントといえば、アニメやアイドル、映画なんかとコラボしたゴンドララッピングが定番。平和な乗りものに恐怖を植えつけては困ります。いち観覧車ファンとして、安心安全な乗りものだと身をもって証明する必要がでてきました。それが当ブログの使命だと思いませんうのです。

 

 

 

 

 

各日18：30から配布する整理券なんで残ってるかねを無事ゲットしたら、指定された時刻に再訪問。通常料金1,000円と、いただいた整理券をお渡しすると、係の男の子が乗り場まで案内してくれました。

 

 

係「 本当怖いんですよ。スタッフ全員乗ったんですが女性スタッフは泣き出しちゃって。ほんと怖いんです！ 」

 

 

 

なんて脅かすこと言うの！！！

 

 

怖いのが好きでお化け屋敷で働いているのとは違い、彼ら彼女らは純粋無垢な観覧車スタッフ。むしろ降って湧いたホラーイベントに困惑しているだろうことは想像に難くありません。そう考えたらこの発言は、決して誇張でなく真実味を帯びてきます。やばい。

 

 

 

 

 

 

乗り場で待機するとヘッドフォンを渡されて、説明を受けます。「 ヘッドホンジャックにコード差し込んで、木の椅子座って、扉閉めたらすぐはじまる！ 」だそうだ。

ＯＫ。差し込んで座るだね。さしこんで座るさしこんですわるさしこ・・・！！！！！？

 

 

 

 

 

 

 

 

教えられた順序で差し込んで座ると、ヘッドフォンから男性の声が聞こえてきました。

 

ストーリー：「 観覧車の中で手をつないだ２人は、永遠に結ばれる 」という噂を信じた女がいました。女は一方的に好意を抱いた男をハサミで脅し、無理やり観覧車に乗りこみます。当然ながら手繋ぎを拒否した男に対し、手にしたハサミで男の首を･･････。それから呪われた観覧車となりました。

 

 

 

 

 

はい、怖いっす。

立体音響って何のこっちゃだったのですが、そういうことね。幽霊がすぐとなりにいる感じね。ハサミの音、めちゃくちゃリアルなんですけれど！

映像投影って･･･あーいるわ。ぼんやりじゃない。はっきり見えちゃったわ！

つめたい夜風がふんわり。これは本当の風だよね？ え、ええ。窓あいているもんな。

 

 

 

 

 

･･･って女さんさぁー。結ばれるだけが幸せじゃないよ？ そりゃ好きな奴と一緒にいたい気持ち理解するぜ。ただ観覧車は平和な乗りものなの。怨むような使い方しちゃいけないの。呪ってもダメ。第一このブログ開設３年経つのになんでアクセス伸びないの？？？

 

って悪態つきつき乗ったのでぜんぜーん怖くなかったです（ 大嘘 ）

 

 

 

 

 

窓の外では美しい夜景が繰り広げられているから余計、身近な恐怖感がマシマシで伝わりました。安心安全だけれどね。キャッチコピーにある「 きれいな耳･･･切ってあげよぅぅかぁぁあ～～？ 」

数日経て書いている今でも、この声が頭をかすめてまして。まじトラウマになったんですが。ひぃー！

 

（ 訪問日 ）２０１８年７月２８日

（ リンク ）「 血バサミ女の観覧車 」株式会社闇ホームページ

「 パレットタウン大観覧車 」公式ホームページ

※ パレットタウン大観覧車と、マリノアシティ福岡の２か所にて、２０１８年９月２日まで開催中。人気イベントなので整理券必須かと。詳細は上記ホームページをご覧ください。

 

 

【その２】「たぶん日本一あつい観覧車」（ひらかたパーク）

新聞やテレビ、ネットメディアで取り上げられたこともあり「 観覧車は暑すぎると止まる 」という事実が市民権を得た２０１８年の猛暑。エアコンがついていないゴンドラが多くを占める観覧車界において、夏場は時に４０度超すことさえあるのです。

 

 

 

 

 

そんな現実を逆手にとったイベントがお次です。「 たぶん日本一あつい観覧車 」

なにがどう”あつい”のか。体験するため猛暑日の中、ひらかたパークへ行ってみました。

 

 

 

 

 

暑い。ひらパーの観覧車は高台の上で、行きつくまでにもう暑い。だってスマホは枚方市の今の気温３５．０度だと言っている。

 

 

 

 

 

 

息も絶え絶え、乗り場まで辿りつくと「 今日のゴンドラの中の温度 」なる看板が出迎えてくれた。こういうのニュースで見たことあるー！暑い街にあるやつー。

メモリは３５度あたりを指しているし、今日は言うほど暑くないのかもしれない。通常料金５００円を払って乗ってみた。

 

 

 

 

 

 

「 たぶん日本一あつい観覧車 」仕組みはこうだ。

乗車前に３種類のうちわから一つを選ぶ。裏にはクイズが印刷されていて”あつさに耐えながらクイズに答え”る。

乗車後クイズに全問正解すれば”ＶＩＰルームにご招待”され、不正解でも冷た～いおしぼりがもらえるよ、という算段だ。

 

 

 

 

 

当然ゴンドラの中は蒸し風呂状態で、持参した温度計は３８度を記録です。

しかしもっとヤバいのが、クイズの難易度めちゃくちゃ高い！ってこと。ネタバレ防止のため写真は載せないけれど私のうちわには迷路があって。それが超細かい迷路で！

おまえはサイゼリヤの間違い探しかっていうレベル。そんな迷路だから集中なんて出来るわけもなく、脳は思考停止です。

 

 

 

 

 

 

 

最後まで粘ったもののクイズは不正解。ゴンドラ降りて３５度が涼しく思える違和感を楽しみつつキンキンに冷えたおしぼりで顔拭くのは最高です。（ 冷蔵庫から出してくれて半端なく冷えてます！ ）

係員さんにお客さん入っているか尋ねてみたら、

 

 

「 昼間はプール行っちゃって･･･ 」

 

 

ですよね～ｗ

正解すれば入れるＶＩＰルームも、ルームって言っちゃう？？的なレベルだし、なにより一番好きなポイントがこれ。どうゴンドラを暑くしているか。答えは別の看板にかいてありました。

 

 

 

 

 

「 観覧車のゴンドラは真夏の太陽に照らされてあつくなっているだけで、特別にあつくしているわけではありません。 」

 

こういうとこ。大好き、ひらパー！

お金かけた血バサミ女に比べて、材料費程度しかかかっていないじゃんなこちら。対局する２つのイベントが別々の観覧車で開催される素晴らしい２０１８年夏がはじまっています。

 

と！こ！ろ！がー！なんと！なんと！なんとーーー！

 

 

 

 

「 本年の異常な気温の高さを鑑みて、7/27（金）からしばらくの間休止いたします。 」

 

今夏の猛暑には、勝てませんでした（汗）

 

（ 訪問日 ）２０１８年７月２１日

（ リンク ）「 ひらかたパーク 」公式ホームページ

※ ２０１８年９月２日まで開催する、、、はずでした。公式ホームページではイベント一覧から削除されているし、再開は微妙でしょう。ただ観覧車自体は動いていますよー！

 

 

【最後におまけ】ＶＲゴンドラ！？

 

ゴンドラの外を空中浮遊ッーー？！

未知の絶景＝「観覧車+360°VR動画」をお楽しみ頂くサービスが爆誕しました。
→https://t.co/5S0MaB4cjt#ドンキ観覧車うごいてるねん#えびすタワー pic.twitter.com/OyuNRaEZ2u

— 驚安の殿堂 ドン・キホーテ (@donki_donki) July 31, 2018

 

 

２０１８年８月１日より、道頓堀ドン・キホーテの観覧車にてＶＲゴーグルつけて観覧車を楽しむというのが開催されます。ＶＲゴーグル代は別途必要とのこと。

（ リンク ）「 えびすタワー360°VR動画 」公式ホームページ

 

果たして日本の観覧車はどこに向っているのでしょうね！！

私たちを楽しませてくれる驚く展開期待します（ わくわく ）