【78】明石海峡大橋・橋げたまでと同じ高さだよ「淡路サービスエリア」(兵庫県)

7月、観覧車の季節がやってきました。

私自身この時期に巡ることが多いからでしょう。夏が来ると思い出すのは観覧車。はるかな尾瀬の水芭蕉ではなくて、大汗たらたらサウナなゴンドラから必死の形相で撮影することが浮かびます。

だからですかね。ぼっちで観覧車100か所乗ることに、果たしてどれだけの意味があるのか途方もない不安に苛まれることがあるのです。

好きって辛い。でも好き。

堂々巡りに陥ってしまった私は仕事帰り、占いの館に駆け込んでいました( 10年ぶり3度目 )。

先生が並べてゆくタロットカードをぼんやり眺めているとそれは円の形で、やはりというべきか観覧車を想起させ苦笑。一体全体なんなんだ。そんな私にかけてくださった言葉は「 向き不向きじゃなくて、好きならやりなさい 」。恋と同じよと。

ですよねえ~。未来のカードも良い感じの兆候だって。引き続き今夏も、観覧しゃまーで楽しむことに決めました…!( 単純 )

【78】「淡路サービスエリア・大観覧車」(兵庫県淡路市)

<淡路サービスエリアの観覧車・写真>

今日の観覧車は3回ぶりに”普通”のです

とりあえず100か所はやりますので、あと少し最後までお付き合いいただければ幸いです!

レポです。訪れたのは爽やかな3月下旬。本州から明石海峡大橋をわたって淡路島に入り、一番最初にあらわれる淡路サービスエリア( 下り )、ここには世界最長の吊り橋をむこうからこっちまで見渡せる素晴らしい観覧車がありました。

<淡路サービスエリア観覧車・写真>

1番&40番ゴンドラ

いつものように外観から。ゴンドラ40台は、当ブログお馴染み泉陽興業さんのたまご型ゴンドラです。いくつかのゴンドラにデカぬいぐるみが鎮座しているのは泉陽さんのお家芸。

「 アンパンマンがぼっち観覧車してるwww 」とはよくつぶやかれる投稿だけれど、世間体も気にせず乗り続けるアンパンマン師匠は、ぼっちを愛するすべての人のヒーロー。頭が下がる思いしかないですね。

<淡路サービスエリア観覧車・写真>

これはわたるくん

こちらにはアンパンマン(4台)、ばいきんまん(2台)、本四高速のキャラクター・わたるくん(2台)の3師匠がお出迎え。私のような1人客でも寂しくならない万全の受け入れ態勢が整っております。やるぅ~

<淡路サービスエリア観覧車・写真>

色とりどり7種類。シースルータイプもあるよ(右下)

<淡路サービスエリア観覧車・写真>

さすがサービスエリア、賑わっているなう

<淡路サービスエリア観覧車・写真>

景色のネタバレしちゃうやつ

1人600円。のりもの券に描かれた大橋との2ショットを見れば、高まる期待はうなぎのぼり。ああ~列が途切れるタイミングが待ち遠しいぞ~

<淡路サービスエリア観覧車・写真>

乗降人数が多いときのスピードゆるめるタイミングが絶妙で、係の方の機械操作っぷりが自在すぎた

では高さ65mまで昇る旅をスタートしましょうか。

世の中には、何故こんな場所にあんの???とツッコミたくなる「 ナンデココ系観覧車 」は多いのに、淡路サービスエリア( 以下、SA )の大観覧車は、建てる宿命にあったような立地です。その筆頭眺望が…

<淡路サービスエリア観覧車・写真>

この景色だーーー!!!

むこうからこっちまで。全長3,911メートルの明石海峡大橋が、さえぎるものなっしんぐの驚異の状態で視界に収めることができるのです。お見事。

聞けばレインボーブリッジの4倍(!)という長さ。港と海峡の違い。圧倒的スケールの違い。だってよ手前の集落・岩屋地区と比べてみてよ。

「 遠くのものは小さく見える 」と学校で習ったはずなのにおかしいでしょ? 小さく見えてこのデカさ。日頃悩みすぎの私には、観覧車以外の空間認識能力が欠如してしまったかと焦ったわ。

<写真>

フェリー発見

くぐる船も見たい。と願ったら狙い澄ましたように登場です。名門大洋フェリーのおそらく「 フェリーおおさかⅡ 」。新門司港を前日夜出港して、約12時間半かけ大阪南港( 右方向 )へ向かっているところと遭遇しました。

<淡路サービスエリア観覧車・写真>

車ちっちゃ!

カメラをズームすれば、すげーとこ車走っているじゃん。

海面から橋げたまでの高さ、つまり桁下高は今乗ってる覧車と同じ65m。ほほぉ~合わせたなおぬし。SAにいながらにして橋の巨大さを実感させてくれる心遣い、観覧車の新しい役割ここで発見です。

<淡路サービスエリア観覧車・写真>

#実はおんなじ高さ

<淡路サービスエリア観覧車・写真>

わー!おとなりアンパンマンだー!ぼっち仲間あああ!!!

<淡路サービスエリア観覧車・写真>

とてつもなくひろい

かわりまして明石海峡大橋と反対方向を見下ろせば、淡路SAの建物&駐車場が広がっています。人気SAということで10時前で結構な埋まり具合。

さてここで観覧車の途中ですが、淡路SAで見つけた気になる「 ちょこっとグルメ 」を紹介しましょう!

ちょこっとグルメ その1「淡路玉葱平天うどん」

明石海峡大橋を望める好立地にスタバもある淡路SAだけれども、フードコートから淡路島感漂う2つ選んでみました。

まずは「 淡路島(玉葱マーク) 」がデカデカ刻印してある天ぷらが目印!「 淡路玉葱平天うどん 」(590円)です。

<写真>

うまそ

すり身と、淡路島の特産品玉葱をブレンドした天ぷら( というより練りもの? )は、玉葱を丸かじりしたようなインパクト。刻まれているのにこんな主張が強い玉葱さん、さすがです。ラーメンバージョンもあるよ。

ちょこっとグルメ その2「ソフトクリーム 淡路島藻塩」

ついつい馴染みで選びそうになったミスドもある淡路SAだけれども、思いとどまって珍ソフトクリーム「 淡路島藻塩 」(390円)を選択です。

<写真>

あんこが!ついている!!!

海水に海藻を加えて作られたものを藻塩( もしお )というそうで。

塩が効いたソフトクリームは夏場にぴったりな上、あの海から採れたんだな~って舐めれば、地球の恵みっ!海の恵みっっ!!こんぐらっちゅれーーしょん!て気持ちは最高潮になっちゃうよ( しおだけにね? )

<写真>

カメラ台として頑張るわたるくん

話を観覧車に戻して、最後はゴンドラ内側を。クリーム色の6人乗りで、天井には冷房&送風設備がついているから真夏も快適に楽しめるの最高です。

<淡路サービスエリア観覧車・写真>

ひろびろ~

120点以上の立地に建てられた観覧車から眺める明石海峡大橋。その大きさを堪能するなら車で渡って観覧車に乗って、という合わせ技がベストでしょう。

と、もうすぐ降りるー!ってタイミングで重大なことに気がつきました。

<淡路サービスエリア観覧車・写真>

頂上付近ではこっち向いていて → 降り際では後ろ向き(謎)

え!なんでそっぽ向いた?

向き変えれんの?アンパンマン生きてんの?なんで???

観覧車の構造上すこーし考えれば理解できるのだが。うーん。やはり空間認識能力が劣ってしまったのかもしれません。恋煩い、よくない…。

( 訪問日 )2018年3月25日

( リンク )「 淡路SA大観覧車 」公式ホームページ

※プチ情報 )JR神戸線・舞子駅直結の舞子バスストップ( 高速舞子 )から高速バスがでているので、自家用車なくても行けます。ただ控えめにいって案内が分かりにくいので余裕をもってください。来るバス片っ端から「 淡路SA止まりますか?止まりますよねえええええ 」って聞きまくりましたので~

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする