このまえ函館行ったら、観覧車型オルゴールを見つけまして。
函館土産って訳ではないし躊躇していたのだけれど、私あなたのお家にいきたいよってノクターン越しに聞こえてきたら、ついね、函館から連れて帰ってきちゃったよね( 衝動買い )
前からオルゴールは欲しかったし…と自分に納得させながら、衝動買いに理由なんてないように、ぼっちで観覧車乗るのも理由はいらないものだと、よく分からない答えに至りました。
今日はこの子を横目で見つつ、ブログ更新しています…!
( ↓動画 )
【58】「堀内公園・観覧車」(愛知県安城市)
お店がなーい!食べるところがなーい!
神奈川の自宅最寄駅から普通列車で6時間以上。やっと着いた名鉄西尾線・堀内公園駅直結の堀内公園には、1周15分ぐるりとしても売店がありませんでした。
いやあ、駅名にもなっている公園だし、ソフトクリーム位は食べれると思ったよ。この公園では、売店の役割が自販機に取って代わられているもよう。
サイクルモノレール真下にある自販機コーナー。食べもの系では、ハッピーターンとじゃがりこが揃うお菓子自販機と、セブンティーンアイスの2つ。朝も昼も食べず愛知に来てしまったけれど今はアイスの気分。今日のちょこっとグルメは、セブンティーンアイスに決まり( グリコ )
名前の通り17種類のアイスから選べて、一番シンプルそうな「 ワッフルコーンバニラ 」をいただきます。
早速むくとアイスと包装紙の間にあらわれた、絶対領域・ワッフルコーン。良い見栄えだなーとかぶりつくと、これがまたちょうどよい固さ加減!たまにカッチカチに固いやつとかあるけれどさ( 新幹線のやつとか )。コーンは分厚く、味も濃厚で、最後までアイスぎっしり。ボリボリ美味しく食べごたえがありました。
え? アイスのレビューは求めていないって? 了解。ぼっち観覧車、乗ります。
ここの観覧車デザインは、幼稚園の先生によく書いてもらっていたはなまるデザインだ!
つまり、観覧車の外周に24個の小さい輪っかが連続してついていて、ゴンドラはその小さな輪っかの先にぶら下がる、58ヶ所目の観覧車にして初めて出会うタイプ。満点はなまる!
オトナになると、はなまるなんて書かれることもなければ、誉められる事自体めっきりなくなってしまうもの。だから来るだけで「 大変よくできました 」と労ってくれる堀内公園の観覧車は、精神衛生上身近に必要なのだ。リタイア後の移住先に決めた。
では乗ってみよう。100円分の利用券( 安っ! )を手に持ち階段を登る。入場無料の公園といえばこのまえ愛知県碧南市でも乗ったけれど、あそこも100円だったし、なになに愛知県って観覧車天国なの??
東京で観覧車だけ乗ろうとしても最低300円かかるっていうのに( 蒲田ですね )なんだろう、早期退職して移住しちゃおうかしら。
出迎えてくれたのは、おなじみ泉陽興業の卵型ゴンドラ……なんだけれど、4人乗りだ!( いつも見かけるのは6人乗り )。狭い方が落ち着くし、1人にはちょうどいいサイズかも。ちなみに色味は、赤・緑・黄・青。1色6台づつでゴンドラは全部で24台。私は黄色のゴンドラに案内されたよ。
それでは眺望紹介といきましょうか。
ここからの眺望は大きく2つ。畑と住宅が混在しているエリアと、住宅が密集しているエリア。電車の音がするから下を向けば、来るとき乗ってきた名鉄西尾線が走っている~
遠くを見ると下の写真、高層マンションが何棟もそびえているのがJR安城駅あたり。
とあれれ? 手前の線路っぽい高架の脇に、白地に赤い3ケタの数字「 727 」の看板あるよ。これってあれじゃない? 新幹線から見える謎の看板? すると…
東海道新幹線だー!視界の左から右、東京方面へまじ一瞬。どれだけの人がカッチカチアイス食べているのだろー。なんて思っていたら、あっという間だった。新幹線を流れ星に見立てて願い事すれば叶うんじゃないか、というほど早かった。
( ※プチ情報 ちなみにこの場所は、三河安城駅と豊橋駅の間の、限りなく三河安城側。新幹線からも観覧車見えるようですよー。東京から大阪向かうときは左側ね!3列シートがある方( ←グリーン車除く ) )
あとは、乗車前に気になったあの輪っか。デザインは良くても視界が遮らない?と思っていたけれど実際は杞憂にすぎませんでした。輪自体が細いからでしょうねー。
堀内公園には観覧車以外にも、汽車メルヘン号( 100円 )、メリーゴーランド( 100円 )、サイクルモノレール( 50円 )と、大人も乗れる遊具は全部で4つありまして、どれも破格のお値段で乗れるのです。
恥を忍んで全部制覇してみたのですが、30歳男性1人のために「 いいですよ~ 」と笑顔で動かしてくれたメリーゴーランドの係員さんと、次に乗ったスカイサイクルの上から目が合った時は、「 誠に恐縮でございます・・・ 」というビジネス文章が日常生活ではじめて頭をよぎりましたw
駅まで戻り、すこし周りを歩いてみるとラーメン屋を発見。あるじゃない。噛みごたえありすぎる分厚いチャーシューで満足していたら、観覧車に乗ってから1時間半が過ぎていました。
さっきの新幹線がのぞみだとすると、もう東京に着く頃なんだなあ。
東海道新幹線の最高時速は285キロ( 2017年現在 )。対する観覧車は、時速換算すらむずかしそう。遊具の中でも低速の部類に入る観覧車でも惹かれるのは、私自身が常日頃からのんびりを求めているのかもしれません。ぼっちでも観覧車に乗りたくなる理由が分かった気がした堀内公園でした!
( 訪問日:2017年7月29日 )
( リンク )「 堀内公園 」公式ホームページ
こんにちは。
いつも楽しく読ませていただいています。愛知県の碧南も安城も、まだ行っていないのですよ。東京にいたころより近いのに。
愛知県に観覧車が多いのはなぜか?という質問、メディアからよく受けましたね。
最初のころ(『観覧車物語』を出してまもないころ)、「そういう質問は、名古屋、または愛知県民を研究している人に尋ねてください」なんて、そっけない返事をしたのですが、記者だった元同僚に叱られました。「ぼくたちはどんな答えでもいいから、してもらわないと困るんですよ。答えてあげてください」。
それで、少し反省して、次は勉強しました。愛知県の産業や経済状態なんかを。
結論としては、愛知県は豊かなんですね。農作物や水産業も盛ん。気候もいい。市にお金があるから、観覧車も建てられる─。みたいな、当たり前のことを並べただけですけど。
でも、お金持ちである豊田市にないのが不思議ですね。車の形をしたゴンドラのある観覧車なんか、建ててもらいたいです。
では続きを楽しみにしています。