【93】あそこに見えるロケットの正体とは「平川動物公園」(鹿児島県)

あけましておめでとうございます。

今年はいよいよ念願で目標の100か所達成します…!ずいぶんダラダラやっておりますが、本当に本当に100か所達成しますので、お付き合いくださいませ。

さて年が変わったことですし、2018年の観覧車界隈を振り返ってみましょうか。

☆オープン・0か所☆

そう。新規オープン0か所でした。

1月、10年ぶりにまさかの再オープンを果たした、道頓堀ドンキの観覧車(大阪府)はメディアやSNSを騒がせたものの、新設は0。マジで0。観覧車がとても詳しいfwgpさんによれば、数十年ぶりに新設無しでは?とのこと。

2019年も新規オープン予定は入っていないので、このまま永遠の0かもね(?)

☆営業終了・1か所☆

あらかわ遊園(東京都) ⇒11月末終了。(あらかわ遊園自体のリニューアル工事のため営業終了)

これは寂しいですね。貴重なトーゴ製の観覧車が1つ減ってしまいました。大きくなくても、スカイツリーや墨田川がそばの見晴らし良い観覧車で、土日ともなれば列が途切れない人気者でした。

2022年夏、リニューアルされる「あらかわ遊園」には、これまでより8メートル高い40メートルの観覧車が新設されることが決まっています。永遠の0状態はそれまで耐えなければならないのでしょうかねぇ。

ところで2018年は、、、

・ 記事にもした「たぶん日本一あつい観覧車(ひらパー)」や、「血バサミ女の観覧車(パレットタウンなど)」

・ ホラー系「 怪談車(梅田HEPファイブ) 」

・ パスタソースの「青の洞窟」とコラボ・観覧車内でパスタを食べられる。

・ 乗車中リストバンドを装着した2人がそのシンクロ率によって観覧車のイルミが変化する( ともにオオサカホイール )

といった、既存の観覧車を使った目新しい期間限定イベントが多かったように思います。というか何ですか。2人でリストバンドって、これぼっちじゃ絶対出来ないやつじゃないですか。考えたひと名乗り出てほしいw

それはさておき、2019年はどんな観覧車に出会えるでしょう。100か所達成はもちろん、こうした限定イベントも要注目の年となりそうです。

【93】「平川動物公園・観覧車」(鹿児島県鹿児島市)

<写真>

では本題のレポいきます。

鹿児島県3つ目は、鹿児島中央駅から指宿枕崎線で30分弱、五位野駅からは歩いて20分くらい。鹿児島県民ならみんな知っている( らしい )平川動物公園が今日の舞台です。

けっこう広~い園内には、

<写真>

かわいいアニマルバスが走っていたり・・・

<写真>

連れて帰りたい瞳キュンのニホンジカさんに・・・

<写真>

おねんねコアラさんがいたと思えば・・・

<写真>

ちょこっとグルメに丁度良い「 コアラソフト(280円) 」をいただける。

<写真>

さらにさらにこちらの長~い足湯に浸かれば・・・

<写真>

インドゾウが目の前に!

といった、なかなか見どころ盛り沢山な平川動物公園ですけれど、絶対見逃せなくて乗車必至で必ず訪れてほしいものと言えば・・・

<写真・平川動物園の観覧車>

お待たせ!今日の観覧車です

こちらの観覧車でしょう。

もちろん当サイトはそういうブログですからね。薦めるのは当たり前なのですが、これに乗れば絶景の桜島が見渡せるというのです。

以前、鹿児島県に4つある観覧車のうち3つで桜島が見えるよ。と書きましたがここもその1つ。霧島市城山公園からは大分移動してきたので、また違ったカタチの桜島が見渡せるのではないでしょうか。

<写真・平川動物園の観覧車>

1番&20番ゴンドラ

あいにくの雨模様ですがまずは外観をば。

ここのところ吹きっさらしの珍ゴンドラばかり続いたので、久々のノーマル・丸型ですね。作ったのはお馴染み泉陽興業さんとあれば、ホームに帰ってきたような安心感があります。言い換えれば、唐辛子たっぷりの食事も好きだけれど、肉じゃがはホッとする味だよね。そんな感じです。

<写真・平川動物園の観覧車>

5色あるよ

赤、青、緑、黄、オレンジ、の全5色がそれぞれ4台ずつ、計20台のゴンドラが空を舞っています。各色ごとにご覧の動物が描かれているのは、動物園観覧車らしいところ。

さて平川動物公園の遊園地エリアには、観覧車のほかにメリーゴーランド、ゴーカート、チェーンタワー、飛行塔、ミラーハウスがありまして、大型遊具と呼ばれるこれら全て1人1回100円というお安さ。ありがたいわ~。動物園への入園料が別にかかるとはいえ、この破格は優しさに溢れてどうかしています。

<写真・平川動物園の観覧車>

乗り場も段差のない、こちらも優しさに溢れたタイプ

<写真・平川動物園の観覧車>

本当に100円でいいのですか?

<写真・平川動物園の観覧車>

良いみたいだ!

乗り場の案内板には「 係員の指示に従って、楽しく遊んでください 」とありました。そうとも!楽しく遊ぶに決まっているじゃないですか。係員さんに元気よくのりもの券を渡したら、1周の旅のはじまりです。

<写真・平川動物園の観覧車>

4人乗り

泉陽さんらしいクリーム色を基調とした4人乗りゴンドラが出迎えてくれました。大のオトナが4人では少々キツキツだけれど、ぼっちなので余裕~

それでは絶景だという桜島を満喫するとしますか。別の観覧車から雄々しい姿を拝んだのは2日前だというのに、もう恋しくなってきたところなんですよ。雨は止んだとはいえ、ちょっと雲の量が多いのは気になりますが、まあ大丈夫でしょう。どれどれ?どこにあるのだ?

<写真・平川動物園の観覧車>

見えない

正面に桜島が向くように観覧車は建っているので、、、あれ? もしや海の向こうの、アレ?

<写真・平川動物園の観覧車>

やっぱり見えない

これって稜線じゃないの。

<写真・平川動物園の観覧車>

イメージ

つまり、こう。

うおおおおおごめんなさい!錦江湾の奥に雄大な桜島がそれはもう遮るもの無し。上から下まで、右から左まで。100パーセントの丸ごとが肉眼で一望できる・・・はずでした。これでは読者の皆さんを裏切ることになりますから、何としてでも代替を。と探したらあった。

<写真・平川動物園の観覧車>

こんな感じです!

正面ゲートくぐった先に見つけた「 晴れた日の風景 」プレート。こういう、かゆいところに手が届くサービスが揃うのも、平川動物公園が優しさに溢れる場所だということですね( 適当 )

ちなみに、城山公園の観覧車からは桜島の左側に見えた「 大隅半島 」は、ここでは桜島の右側に位置します。つまり錦江湾をぐるりと回り込んで、桜島を反対側から眺めているってことみたい。

<写真・平川動物園の観覧車>

3本のロケット?

気を取り直して、隠れ桜島から右に視線をずらします。すると3本のロケットらしきものを発見しました。手前は飛行塔ですが、一番奥ひときわ存在感あるの気になりすぎる。

そうか。ここは鹿児島。打ち上げ場所で有名な種子島って鹿児島じゃん。ってことは、ここも発射場所なの。発射しちゃうの。こんな間近から宇宙へ飛び立っちゃうの~~??

<写真・平川動物園の観覧車>

なんじゃこれは

降りぎわ係員さんに聞いてみたら「 なにかのイベントで使ったものを、あそこに飾ったらしいです 」だって。漠然とした答え!

ネットで調べれば、お隣・錦江湾公園にある人工衛星打ち上げ用 H-Ⅱロケットの実物大模型でした。なにかのイベント、というのは1989年に開催された「 サザンピア21 」という鹿児島市政100周年を記念したイベントのようです。

かっけー。我らが観覧車も、真横からはロケットの形に見えるー!と言われるけれど、本物( 模型 )には適わないね。マジで飛んでいくのかと思ったよ。

<写真・平川動物園の観覧車>

船に、工場に、住宅地。よりどりみどりな景観です

桜島の左側には街並みが広がっています。

さすがに見えないけれども、ずっーと先には来るとき使った鹿児島中央駅。観覧車がくっついた駅でもあるので、それは次回!

<写真・平川動物園の観覧車>

てっぺんあたり

<写真・平川動物園の観覧車>

ちなみに桜島と反対側には、お山が迫っていました

1周7分弱。晴れて桜島が見えていたらあっという間。そうじゃなくても、ほんの少しだけ宇宙に近付くてっぺんで、遥かな思いを馳せてみることができる観覧車でした。それもたったの100円でね。

本年も「 観覧車ぼっち星 」をどうぞよろしくお願いいたします!!

( 訪問日 )2018年10月15日

( リンク )「 平川動物公園 」公式ホームページ

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする