やってみたいひとー!で手を挙げた観客2人が端と端にそれぞれ立ち、係のお姉さんの合図とともに手持ちサイズのベルを鳴らす。
途端、無数のアヒル達がパタパタ羽根をパタつかせ、全力疾走で突進してきた。はやーい!
アヒルで思い出すのは、むかし入浴剤だかのCMでデニス・ホッパーが「 アヒールちゃん! 」と叫ぶイントネーションか、1日1度はお見かけする保険会社のCMなのだが、生で観るアヒルはこれが初。かわいいじゃないか。
イベント「 アヒルの大行進 」の1コマ。ベルを鳴らしどちらに多くアヒルちゃんを集められるか。というゲームなんだけれど、猛スピードでちょこちょこ走るアヒル達は全員が全員、片方の端の人に集まった。嬉しそう!
一方、1匹も関心の目を向けてくれなかったもう1人は、ベルを持ったまま立ち尽くしている。あー、私がやったら絶対来ない側だよなぁ。そんな注目されない感じ、結構好きカモ(?)
【38】マザー牧場・観覧車(千葉県富津市)
都心から手軽に行け、遠出した気分も味わえちゃう観光地!でよくメディアで見かける千葉県富津市「 マザー牧場 」にやってきたよ!私もむかーし来た記憶がある。ジンギスカン食べた気がする。幼いころの記憶なんて、楽しかった位しか思い出に残っていないものですね。
骨まで溶けるような暑さでも( 9月です )、芝生の上を歩きつつ緑豊かなとこにいる動物を見ているだけで、自然と気持ちも癒される。
観光牧場なので、もちろんここでは動物イベントが目玉。シープショーでは羊の毛刈りが見れるし、乳牛の手絞りも体験できる。季節ごとに見どころがあるお花畑でキャッキャするのも良いかもしれない。しかしだ。私のお目当ては園内一角にそびえる観覧車!ぼっち観覧車でさらなる癒しを求めるのだ。
「 プレイチケット 」300円を手に入れ観覧車へ近づくと、珍しい眺望案内がお出迎えしてくれる。こんな眺望が見れるよーと、乗車前に教えてくれる親切設計。手描き感溢れるイラストのそれは、写真式と比べると雑に見えるが、大体の位置関係はわかるから充分だとおもう。
ひとりです!と言って案内された先は、卵型ゴンドラでお馴染み・泉陽興業さんのやつ。観覧車巡りしていると、ひと目で製造メーカーが分かる!というこの先絶対必要ない知識が増えた。もし仮に、女の子と観覧車に乗る機会に恵まれても、観覧車好き!という趣味は「 最初は 」言わないと決めている。引かれると怖いじゃない・・・w
6人乗りのゆったりしたつくりは、3世代でも乗れちゃうよ。乗ってすぐ目に入る円形の建物は、屋上が展望台仕様!ちょっと高い位置で、観覧車を正面から見渡せる、注目のフォトスポットになっている。オススメ!
ここで今回のちょこっとグルメ!!
首都圏に8店舗と、大阪に1店舗「 マザー牧場CAFE 」があるくらい、やっぱりここの名物はソフトクリーム!でも今回選んだグルメは、屋上ひとつ下の階にあるスカイレストランで食べられる、その名を「 夢みるひつじカレー 」( 数量限定 )だ。
もっと私を見て!と言っていそうだが、ごめん、食べちゃう。お腹が空いた。耳をソーセージ、目玉をチーズと海苔など凝ったつくりは、目と舌で楽しめる。そして窓の外には観覧車ビューなのだ。私的素晴らしいシチュエーション!
話を観覧車に戻しますね。先の眺望案内にあった東京湾側をみてみよう。あの辺が川崎かなー?事前に予習しているから漠然とでも景色を楽しめる。そうこうしていると上の写真だと左側、白い煙突にしてはカタチが真っ直ぐじゃないナニカを発見した。
マザー牧場と同じ富津市にある、東京湾観音。高さ56mという巨大な観音様なのに、存在を今まで知らなかった。腕のあたりまで登れるんですってよー。
マザー牧場自体、自然の中の標高が高い場所にあるから、景色をひとり占めできる感覚は気持ちがいい。ここは屈指の癒し観覧車かもしれない。子供以来に行ったマザー牧場で私の記憶は上書きされた。もちろん楽しかった思い出でね!
(訪問日:2016年9月10日)
(注) イベント「 アヒルの大行進 」は、2017年2月11日現在、鳥インフルエンザ対策のため休止中です。
(リンク)「 マザー牧場 」ホームページ