【28】観覧車は見た目が9割?「みさき公園」(大阪府)

これまでの人生で、同級生と遊園地に行く機会が、2度あった。

1度目は小学校卒業間近で同級生に誘われた、あれは今は無き横浜ドリームランド。2度目は高校の遠足?で、あれはディズニーなんちゃら。

ただどちらも丁重にお断りをしてる。行ったら必ず乗らされるだろう絶叫系が大の苦手だし、大人数で出歩くことすら苦手。

遊園地へは気心の知れた家族と行ってたし、当時の私は満足していたはず。

それでも今、みさき公園駅に降りたって、プール帰りの遊び尽くした!って表情の皆さんとすれ違うと、あー、行ったら行ったで楽しかったかも??と心が揺らぐのは不思議。

だってさ、横浜ドリームランドには” 左右にゴンドラがスライドしちゃう ”珍しい観覧車あったんだよ!あの時行ってれば乗れたかもなのにぃぃぃ( 結局観覧車 )

【28】みさき公園・観覧車(大阪府岬町)

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みさき公園駅

さーさー!お次の観覧車ですぞー!

りんくうタウンから南海電車で30分弱。これから行くみさき公園という場所は、プールに動物園に遊園地、さらにはイルカショーまでお揃い!!

東武動物公園より遥かにハイブイリッドな公園は、丸1日遊べちゃうこと間違いなし!!もう夕方だけどね。

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RiOって言ってもオリンピック関係ないよ。29年前からRiOなのだ!

お先に閉館時間を迎えたようで「 ぷ~るらんどRiO 」の前には、遊び尽くした!って表情でたむろってる。なんちゅう良い顔をしてるんだ、みなww

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キリンさんが好きです!

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でも、観覧車の方がもっと好きです!!

花より団子。キリンさんより観覧車。

私も早く遊び尽くした!って表情したいから、園内半分を占める動物園はざっと見渡すだけにして、早速観覧車とご対面!

立地は園内一番奥の奥の端っこ、いわゆる「 たくあんポジション 」& 結構急坂を登る山の上、という観覧車あるあるでございます。

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青空に映えてるよ

プール前は賑わっていても、ここまで奥へ来ると人影はまばら。気にしなくなってきたとはいえ、前後左右誰もいないことを確認。よし!今がチャンス!!

みさき公園にはチャージ式のポイントカードがのりもの券代わりなんだけれど、係のおじさんに聞いたら現金300円で良いとのこと。

冷房無いんですがうちわ使ってください! 」そう声を掛けてくれます。優しいなあ。この日の最高気温36度。こういう気遣いの言葉で、たった1周といえど旅の始まり方は変わってきますよね。爽やかな気分で4人乗りゴンドラへ乗り込みます。もちろんぼっちで!

ガシャリ( 鍵がかかる音 )

あっぢーーーーーいいいいい!!!!!

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無風。

ぜっっんぜん、爽やかじゃない!!!

写真では全く伝わらない!伝わらないんだけれどね、ここサウナか!ってレベルなんよ。

窓は開いているが無風。何もしないにに身体の芯から汗がにじみ出る。あぢぃー

翌日行った同じ大阪府の観覧車( ハーベストの丘 )は、まさかの運休。その運休理由を聞くと「(ゴンドラが)40度超えていて・・・ 」!?暑さで運休とは!!観覧車というのは熱がこもる乗り物らしいことを学んだ。

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みさき公園と同じ系列の南海フェリーうちわ。熱風をあおぐ気にはなれませんでした

それはそうと暑いのだ。サウナ発祥国フィンランドには、ゴンドラがサウナになってるクレイジーな観覧車があると聞いたけれど、それとこれとは別。サウナそんなに好きじゃないし。。

あちーあぢー独り言するだけで精一杯。折角オススメされたうちわでさえ、使う気になれず。ただただ指の一本たりとも動かしたくない

ちっとも動かしたくないんだが、写真撮らなきゃブログ書けないぞ!という思考にようやく傾いた頃は頂上付近。顔をあげると、そこには見事な絶景があるじゃん!!

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こんな高いとこにいたのか!!

見た目は高くない観覧車、なのに木々の上を超え視界が開けると山上に建ってる分、思ったよりこんな高いんだーと最初の見た目を覆される。

大阪湾というデッカイ”更地”の隣に、住宅街という低めの建物が広がっていることも、その視界の雄大さが実感しやすいのかも。

上の写真だと右方向、15キロ先には前回乗ったりんくうタウンの観覧車もうっすら見えるよ。

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のっぽビルの右下。プーさんに手振っておいた

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プール絶対気持ちいいやつ!!

視線動かすと灯台発見!

ガイドブックには「 観光灯台 」と書いてある。あるけど、今は入れないみたい。というか観光灯台ってジャンル初耳!!灯台のカタチした展望台らしいね。

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あそこまで行くの大変そ・・・

ようやくゴンドラの扉が開かれた。ふぅ。地上に降りるとニコニコ笑顔の係のおじさんが「 観覧車はお好きですか? 」と聞いてきてくれた!

はい!大好きなんです!神奈川から来て、さっきりんくうタウン乗って来たところなんです!!

喜び勇んで伝えると、おじさんも喜んでくれる。「 明石海峡大橋見えるでしょう? 」と言われてあれ、どんなだったっけ?ベイブリッジ的なやつだっけ??とか頭を巡らせてるうちに、次のお客さんが。1~2分話しただけだったけど心温まる時間でしたよ。

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次のお客さんはカップル。暑いあつい言い合える相手がいるって、いいなぁ

観覧車は見た目が9割 」という本のタイトル(?)があったけど、意外と高い!アヂィー!優しい係のおじさん!という発見は、実際乗ってみないと分からないもんね。

見た目以上にいろんな意味で遊び尽くした観覧車でした!

(訪問日:2016年8月20日)

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